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旅への誘い

 人生にとって、旅とは何だろうと考える。とりあえず、自分の通常住んでいる環境を離れ、違った環境で過ごす時間を旅といえるだろうか。

 尤も、自分が通常住んでいるところと言うのも当てにならないもので、引っ越しばかりしていると何処が通常の住処(スミカ)かわからなくなる。

 葛飾北斎は99年の生涯の内に99回引っ越しをしたそうである。部屋を片付けるのが困難になると全てを放棄して引っ越したというのであるから、誠に楽しい。まさに風狂の境地である。その中であれほどの業績を考えると、天才の裏返しは狂人(平常の生活に安住の場を得られず、自分の理想を求め、放浪する旅人)なのかも知れない。

 それを裏付けるのは、ゴッホ・やピカソのような泰西の巨匠の生活状況を見れば共通点を見いだせるのではないだろうか。

 本当か嘘かわからないが、江戸時代の奇人変人の生き方は人生全てが旅だったのかも知れない。

 それでは、故郷と旅を分けるために、家財道具がおいてあるところを通常の住処(スミカ)故郷と考えると、極端なことをいえば、大きなスーツケースに、家財道具一切を詰め込んで歩き回れば歩いている所、何処もが通常住んでいる環境・故郷となるのではないかという疑問が出てくる。

 事実、スーツケースに家財道具を詰め込んで東京を彷徨しながら、漫画を描いたり詩を書いたりして生計を立てている若者もいる。 そう言う人に取っては、地球自体が故郷なのであろう。まさに超地球人的風流人だと言えるではないか。

 あるいは故郷を懐かしみながら他郷で暮らす人は皆旅人なのだろうか。

 

 

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