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古都・奈良・京都・斑鳩の地

 東京の中学・高校の修学旅行は、京都・奈良であった。

 中学の時は二泊夜行列車一泊で四日の旅。高校の時は、三泊夜行一泊5日の旅だった。行き先の京都・奈良は、神戸に住んでいたころの小学校の遠足で行ったことがあった所でそれほど期待していなかった。

 小学校のころには京都駅を降りて、の三十三間堂・清水寺・八坂神宮・知恩院・平安神宮・そして京都御所・二条城・金閣寺まで一日中歩く遠足であった。それは、ただ回ったと言うだけでゆっくり拝観をする時間はなかった。

 東京から行った修学旅行では、観光バスで市内を回るので、かなり神社仏閣などを見る時間があり案内人の説明もあって面白かった。

 驚いたことに小学生のころに見た奈良の大仏やその他の仏像に、再度、中学生の時に出会うと小学生の時に見た仏様の姿とは全く違い、ただただ驚くばかりだった。

 次に高校時代の修学旅行でも同じ仏像を見た。その時も、以前とは全く違う印象を持った。同じ、仏像でも見る側の感性が変わると印象が全く変わってしまうのだろう。

 奈良やや京都・飛鳥にある年を経た仏像・建造物はほとんどが国宝と言われている逸品である。

 1000年以上の間、様々な戦乱の時代、近年では米軍の無差別爆撃による空襲もあったのに、良くも、まあ、この仏様達・建造物が生き残ったのだと思って、非常に心を打たれた。

 大学生の時代には、懐かし古都奈良・京都を何度も尋ねた。

 ある時、父と一緒に、奈良の興福寺から春日大社を回って、法隆寺まで足を伸ばし、薬師寺と唐招提寺を拝観したことがあった。

 仏像にはあまり興味を持っていなかった父は、薬師寺の薬師三尊を拝し、その後、薬師寺の当時官長だった高田好胤師が提唱された、般若心経の写経による一般人からの勧進による、薬師寺再建の企画にいたく感銘を受け、何百巻きもの写経を薬師寺に奉納した。その功徳か薬師寺の金堂の落慶の時には招かれて参加し、勤行に恭しく参加したまでは良かったが、途中貧血をおこして倒れ、回りの人々に介抱されたそうである。

 親がこんな風に信仰に目覚める動機となった、父と私の大和古寺の旅―古寺巡礼は、親不孝を続けていた私が、旅をする中で、拾った一つの功徳・親孝行かも知れない。

 

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