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遙かな尾瀬遠い沼の旅3

 尾瀬沼には長藏小屋という歴史の長い山小屋があり、キャンプ地もこの小屋の管理地になっている。薪も売っているし、水場も完備している。

 早速、指定された場所にテントを張り我が家は出来た。その後は食事の準備である。小さい石の竈を造り、飯盒で飯を炊く。薪は山小屋で購入した物だ。飯盒の四合の飯を二人で分け合い、担いできた缶詰をあけて夕食は終わった。

 山の夜は真っ暗で音もない。天気予報を聞くために持ってきたトランジスターラジオは全く聞こえない。寝るときに地面に持ってきた新聞紙を敷き、毛布を掛けて寝るが、寒い真夏だというのに、東京の冬よりも寒い、私たちは夜中に何度も目が覚めた。その度に時間を確かめ合って又寝ようと努力した。文字盤に蛍光塗料のついた腕時計の文字盤が、ヤケニ鮮やかに見えた。

 翌朝は、早朝から、飯盒でご飯を造り食べ終わると、テントを片付け次の旅程に入る。飯盒を洗うときに使った水は驚くほどつめたかった。その水の中に長く手をつけて水場の清掃をしている山小屋の人には驚かされた。

 まずは、尾瀬沼の端、沼尻まで出て其処の小屋に、重い荷物を預け、燧岳に登ると言うのが我々の計画だった。山の中腹まで登る体重が100kg以上ある友人は、これ以上は登れないと言いだした。

 

 

 

 

 

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