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夏の北陸路3

 その日とれたという鮫の身を買ってきて食べたこともあった。白っぽい身で、とても淡白な味であった。その土地の日常の食材を買い求めるのだから新鮮である。生野菜も新鮮なものが手に入る。

 缶詰と飯盒の飯で済ませる安上がりの山登りのキャンプとは大違いである。

 最小限の生活用品として、テントと若干の着替え寝袋と、少しばかりの小遣いがあれば十分である。

 それに飯を炊く飯盒・煮物を造る鍋・炒め物を造るフライパンがあれば十分である。私たちは一人が、リュックサックの上に大きな鍋をぶら下げ、もう一人はフライパンを荷物につるしている。

 キャンプ地の近くでバスを降りるとまず、食物を調達する。野菜や新聞紙に無造作に包んだ魚などを持って、キャンプするための砂浜に向かって大きな荷物を背負って歩く。

 この4人の異様な若者に対して、声を掛けて励ましたり、暖かい視線を送る人はあるが、だれも疑いの目で見るものは居ない。

 警察の職務質問を受けることも無い。これは、暢気な時代の学生の特権だったのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

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