旅に出ましょう!
旅への誘い 富士山 日本一の山 再度尾瀬へ あこがれの黒部 春の九州なかまわれの旅


 トップページ
 再度尾瀬へ1
 再度尾瀬へ2
 再度尾瀬へ3
 再度尾瀬へ4
 夏の北陸路1
 夏の北陸路2
 夏の北陸路3
 夏の北陸路4
 夏の北陸路5
 夏の北陸路6
 夏の北陸路7
 夏の北陸路8

夏の北陸路5

能登半島で4日間各地でテント生活をした後、石川県を離れ富山県へ入った。

富山駅からローカル線とバスを乗り継いで、友人のお母さんの実家というお寺へついた。

 Mの伯父さんの住職は気さくな人で、久しぶりに訪ね来た甥とその友人3人を大歓迎してくれた。

本堂へ行ってご本尊に感謝の祈りを済ませ、われわれが泊まる部屋に案内されるときに本堂の隅を見ると大きなスイカがごろごろ転がしてあった。

久しぶりに、綺麗な湯でゆっくりと入浴して、心のこもった夕食をご馳走になった後、4人は部屋に引き取って、Sが大事に担いできたマージャンを取り出した。そしてジャラジャラと熱戦が続く。4人が加熱したころ、住職が大きなお盆にスイカを切ったものを山のように載せて持ってきてくれた。「げんきでいいな。楽しくやりなさい」いって住職は部屋を出て行った。

それ以降、このお寺にご厄介になった数日間は、夜はマージャンとスイカに恵まれる、申し分の無い日々であった。

それでいながら、宿泊代も食事代も一銭も払わなかったのだからずうずうしいと言ったらきりが無いだろう。後で考えてみると住職はよほど仏心の秀でた人だったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

旅への誘い富士山 日本一の山 | 再度尾瀬へ | あこがれの黒部 | 春の九州なかまわれの旅
シミそばかすとサウナ | 高血圧とダイエット | 教育ローン


Copyright (C) 2010 旅に出ましょう! All Rights Reserved