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夏の北陸路7

 私は、一日分食料を余分に持っていた方が良いと主張したが、三人は重くなるから二日分にしようと行って、荷物をまとめ出発した。

 バスを、弥陀ヶ原で降りてからの登りはそれほど急峻ではないが、夏の盛りだと言うのに、所々に雪渓が残っている。

 四人のうち、体重100Kg超のMが最初に根を上げ雪渓の雪を食べながら動かなくなった。

 後の三人は、Mの荷物を分担して担ぎ、彼も何とか立ち上がって歩き始めた。室堂に到着すると硫黄のにおいがする。近くに地獄谷と言う亜硫酸ガスが噴出している所があるそうだ。

 正面にそそり立つ立山雄山が見え、左手にやや離れて古代の諸刃の直剣のような剣岳がそびえている。

 明日は、立山の山頂に立って建設中の黒部ダムを眺めようと行って、おおいに気勢を上げた。

 夕食後早めに寝たが2000mの山の上は夏でも寒い。寝袋があっても寒さを感じた。それでもいつの間にか眠り込んで、日の出前に、出発だと思って起きてみると雨の音がする。

 テントを出てみると雨はたいしたことはないが、回りは霧に包まれ何も見えない。

 山頂も見えないし、昨日よく見えていた剣岳も全く見えない。それどころか隣のテントもほとんど見えない状態であった。

 

 

 

 

 

 

 

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